Chocolat

No.1 ヴェネズエラの至宝

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 このショコラは、茶人”千利休”への思いから創造した。
千利休は、日本の美意識は開花した安土桃山時代に茶道を確立し、世に残した茶人である。
千利休の美意識は、今も尚我々日本人のおもてなしの原点となっている。

 この時代抹茶と合わせた素材の中でゆずは柚餅子と呼ばれる和菓子を用い茶と合わせるという文献がある様に、四百年から相思相愛の素材なのだ。 だからこそ、新しいショコラを創るにあたって、素材の持つ個性をしっかり見出す必要があった。
 抹茶の葉は太陽の光に照らされカテキンを蓄え、摘み取りの数週間前に光を遮断することでアミノ酸を増やしてゆく。 しっかり広がりのある抹茶の香りと苦味と相性の良いショコラブランのミルク感を融合させ、余韻を楽しめる”宇治の抹茶”のガナッシュを創り上げました。
 柚子のガナッシュには、野性味ある香りと口の中でダンスする爽快なユズの酸味を表現するため、
熟成したカカオの中に感じるレモングラスの余韻をまとったコスタリカ産ビオのショコラレ(カカオ分40%)を選びました。

正に利休に捧げるボンボンショコラが完成したのです。